Lorde -Sober-解釈|酔いと恋が醒めるとき

Lorde

『Sober』とは「酔っていない、シラフの」といった意味の単語です。
お酒を飲める年齢になったロードはこの曲で一体何を語るのでしょうか。

この曲はこんな人にオススメ

恋愛中の方にオススメです。

とくに誰かと交際をスタートさせたばかり方。

もしくは、付き合うまで発展していなくても、いい感じの雰囲気になっている相手がいる方。

「恋は盲目」といいますが、そんな状態に陥ってしまったあなたは、ぜひこの曲を聴いてみてください。

解釈

Intro

ボイチェンを使った声で始まるイントロ。

まるで酔っ払っているようです。

真夜中に理性を失うほど飲んだのでしょう。

しかし、なぜ理性を失うほど飲んでいるのでしょうか?

Verse 1

理性を失うほど飲んでいた理由が、ここで明らかになります。

真実と向き合いたくなかったと歌っています。

現実逃避というわけです。お酒を飲むきっかけの典型ですね。

「あなた(you)」が縛り付けているリボン(束縛のメタファー)を見て、見ぬ振りをしていますが、いつまでもそうしていてはダメです。

そろそろ現実や真実と向き合わなくてはいけません。

1つ前のアルバム『Pure Heroine』内の「Team」では、ウソをうやむやにして踊る、つまり、後先のことは考えずに今を楽しむ10代が描かれていました。

しかし今回の「Sober」では、真実と踊る、つまり、真実と向き合おうとしています。

10代の未熟さと、大人へと成熟したロードの心の成長が感じられる一幕です。

Pre-Chorus

成長が感じられると思ったのも、束の間。

本当は真実ではなく「あなた(you)」と踊りたいと言い出しました。

前言撤回。支離滅裂ですね。

これはまだ酔っ払っているのかもしれません。

Chorus

「週末のキング&クイーン」とはどういう意味でしょうか?

お互いの公務で忙しくしているキングとクイーンでさえも、週末はあるはずです。

平日は忙しくて会えない分、一緒に過ごす週末はさぞ盛り上がるでしょう。

その浮かれ具合が伝わるのが、このコーラス部分。

でも、お酒のようにその場の快感ばかり追い求めていると、いざシラフになった時にどうなるでしょうか?

心の声がそう問いかけます。

「大丈夫、大丈夫」「なんとなかるでしょ」と気にしていないように見せかけて、内心では気にしている様子がうかがえます。

Verse 2

お酒に付いているライムをかじるということは、確実にその前にお酒を飲んでいます。

やはり、シラフにはなれない様子。

唐突にも「ジャックとジル」が登場します。

イギリスの童謡マザーグースに『Jack and Jill』という歌があります。

ジャックが転んで頭を打ち、ジルも続いて転ぶ、と言った内容の歌です。

ジャックとジルは日本でいう「太郎と花子」と同じ感覚の名前で、ここでは「ロード(I)」と「恋人のあなた(you)」を暗示しています。

Verse1に出てきたリボンと同様、2人はひどく酔っ払うと束縛し合うようです。 

Bridge

お酒を飲み、「あなた」と踊っていた「私」ですが、楽しい時間はいつまでも続きません。

夜の時間が終わりに近づきいよいよ朝を迎えると、ダンス相手は「あなた」から、「罪悪感からくる心の痛み」や「裏切り」に変わります。

嫌でも現実と向き合うことになるのです。

夜の間は現実と向き合わずに楽しいことだけやっていた2人がシラフになる時です。

さて、2人の関係はどうなるでしょうか?

まとめ

誰かに恋をしていると、気持ちが高揚しハイ状態で周りが見えなくなるという経験は誰しもあるのではないでしょうか?

浮かれて、パーティーを開いて、お酒を飲んで、踊る。

でもそれはかりそめの快楽に過ぎません。

朝が来て酔いが覚めたら2人の関係・今後について向き合わなくてはなりません。

『Sober』はかりそめの快楽に警鐘を鳴らし、エクスタシー状態から現実に引き戻してくれるような曲だと思います。

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