Lorde(ロード)「Liability (Reprise)」の意味は?|解釈

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Lorde

「Liability」という曲はアルバム『Melodrama』の5曲目に登場します。

今回ご紹介する曲は、”Liability”に“Reprise”(反復)がついた10番目の曲。

2つの曲は、繋がりあっている姉妹曲と見なしていいと思います。

「Liability」の曲の意味については別記事で取り上げていますので、この記事を読むとより理解が深まると思います。


それでは早速「Liability(Reprise)」の曲の意味を自分なりに解釈してみたいと思います。

「歌詞の意味を理解したい」「自分で和訳してみたけど分からなかった」という方の参考になれば幸いです。

この曲はこんな人にオススメ

他人からのひどい言葉に心を傷つけられたあなたに聴いてほしい1曲です。

誰かに言われた言葉が頭の中を支配してしまい、「自分はその言葉どおりの人間なのかもしれない」と自分を否定して自信をなくしている人は、この曲を聴いてみてください。

解釈

Intro

「Liability」の歌詞に出てきた内容が、そのまま引用されている部分です。

誰か(おそらく恋人)に「君はちょっと重い」と言われたことに動揺し、反芻し、「私は違うよね?そうじゃないよね?やめてよ、どうするつもりなの?」と心の中で自問自答している様子がイメージできます。

Verse

相手に求める「期待」や「理想」などは、自分の思い通りにはなりません。考えても仕方ないもの=くだらないことなのかもしれません。

相手に何を求めて、どうなってほしいかではなく、大事なことは自分がどんな人間でいたいかを考えることです。

このVerseで「パーティー」という言葉が出てきますが、どういう意味でしょうか?

私たちは、他人が放った言葉で喜んだり悲しんだりする生き物です。

つまり、相手の言葉を受けて「嘆き」や「高揚感」といった感情を抱きます。

そういった一時的なかりそめの感情が芽生えることを、その場限りで楽しむ場所の象徴である「パーティー」で表現しているのかもしれません。

そういえば「パーティー」以外にも、そういう感情の起伏の激しさを表現する言葉がありましたよね。

このアルバムのタイトルになっている『メロドラマ(Melodrama)』のことです。

メロドラマとは感情の起伏を誇張した恋愛劇のこと。

ここでは、「パーティー」を「メロドラマ」の同義語として表現しているのではないかと解釈しました。

いま悩んでいることも全て、「パーティー 」のようなくだらないもの。

だったら、いっそのこと聖歌隊を読んでその子たちに歌ってもらおう、と発想を切り替えている様子が感じられます。

Outro

周りに「重たい」と言われたロードが、自問自答した結果、自分はそんな人間じゃないと気づきました。

この曲はその気づきを強調するための曲だとロードは語っています。

「自分はこういう人間だ」と決めつけてしまえば、自分を見失い、他人の評価で人生を左右されてしまいかねません。

他人の評価や攻撃してくる言葉など、どうでもいいのです。まずは自分を信じてあげましょう。

まとめ

この曲は、好きな人からのきつい言葉をはねのけて、他人の評価で自分を判断することはもうしないと強い意志が感じられる曲でした。

大切な人からの言葉だからこそ、深く傷ついてしまうことはあるかもしれません。

しかし、どうか他人の声ではなく自分の心の声に耳を澄ましてください。

そして、この曲の歌詞のように、「自分はそんな人間じゃない!」と逆に相手に言ってやったらいいんです。

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