この記事では、1963年に生まれた名曲「That’s Life」についてご紹介したいと思います。
具体的には、【曲の要旨】【名曲誕生時の時代背景】【この曲が使われている映画】をご紹介します。
この曲は、映画『ジョーカー』で使用され、レディー・ガガ(Lady Gaga)が2024年9月27日にリリースしたアルバム『Harlequin(ハーレクイン)』の中にも収録されています。
映画を盛り上げるのに欠かせない名曲「That’s Life」について、この記事でご紹介します。
「That’s Life」の概要
- 元々この曲は、1963年にディーン・ケイ(Dean Kay)とケリー・ゴードン(Kelly Gordon)が共作し、女性ジャズ歌手マリオン・モンゴメリー(Marion Montgomery)が歌った曲
1966年にフランク・シナトラ(Frank Sinatra)がカバーしたことで大ヒットし、その後、数々のアーティストがカバーしている
- この曲をひと言で表すなら、“人生山あり谷あり”
調子がいいときもあれば何もかもうまくいかないときもあるのが、人生というもの
だから、うまくいかない状態に陥っても、いい状態に戻れるまで、諦めずに立ち上がり前に進み続けることの大切さを歌っている
1963年の主な出来事
- 公民権運動の高まりとキング牧師の演説
アフリカ系アメリカ人の自由と平等を求めた公民権運動の勢いが増した年
中でも、キング牧師(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)による歴史的な演説(I Have a Dream”私には夢がある”)は、公民権運動に大きな影響を与えた
- ケネディ大統領の暗殺
1963年11月22日、ジョン・F・ケネディがパレードに参加中、暗殺された
この曲が使われている映画
- 『ブロンクス物語/愛につつまれた街(1994)』
ロバート・デ・ニーロ監督の犯罪映画
あるシーンでこの曲が流れるが、映画『ジョーカー』のデ・ニーロのあるシーンと非常に似ている
- 『キャスパー(1995)』
ゴーストたちとの交流を描くファンタジーコメディ映画 - 『ジョーカー(2019)』
バッドマンの悪役ジョーカー誕生に焦点を当てた映画
さいごに
この曲は、キング牧師が演説し公民権運動が勢いを増した1963年に生まれました。
1963年に生まれた曲ですが、今現代を生きる私たちの生き方さえも考えさせられる人生哲学を表した歌詞です。
とくにハッとさせられるところは、サビの部分。
パペット(操り人形)…親、教師、上司、社会など、上からの圧力によりコントロールされている状態
ポパ(貧乏人)…単にお金がないという意味だけでなく、誰かを妬んだり人のせいにしたりして精神的にも貧しい状態
パイレーツ(海賊)…現状を変えようと冒険に出たり、反抗的な態度を取ったりする状態
ポエット(詩人)…自分らしさを発揮し、自己表現ができている状態
ポーン(チェスの駒)…自分は取るに足らない存在だと感じて、社会の荒波にのまれそうな状態
キング(王)…これまでのあらゆるステージを乗り越えて、成功を手に入れた状態
浮き沈みがあるのが人生ですが、たとえどのステージにいたとしても、好転を信じて前に進み続けることが大切だとこの曲から学びました。
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