Taylor Swift「Willow」|3つの英語表現を解説

Taylor Swift

日本語で「ヤナギ」を意味する「Willow」。

ゆらりゆらりと不気味に葉を揺らすヤナギの木の下には、幽霊が現れる。

江戸の怪談噺から、怪しげなイメージをいまだに抱いている日本人も少なくないかもしれない。

しかし、ヤナギの持つホラー的イメージを払拭するほどの強烈なラブソングが、日本から遠く離れたアメリカにはある。

それが、2020年12月11日にテイラー・スウィフト(Taylor Swift)がリリースした「Willow」だ。

この曲でヤナギは「人生」に例えられているが、ヤナギ自体がテイラーを表していると言っていいかもしれない。

テイラーは、ヤナギの葉のような上品なしなやかさと、ヤナギの根のようなたくましい精神力を持ち合わせている。

そんな柔らかさと強さをバランスよく持つ彼女は、運命の出会いによって人生を大きく曲げられてしまった。

誰かに出会う前と後で自分が大きく変わった強烈な経験をしたことはないだろうか?

そうこの曲は、人生が変わる運命的な出会いとその人を手に入れたい欲望を歌った曲。

今回は、そんな「Willow」から特徴的な英語表現を3つピックアップしてご紹介します。

覚えておきたい英語表現 クイズ編
  • open shut caseの意味は?
  • count someone outの意味は?
  • bait and switchの意味は?

open shut caseの意味は?

「一目でわかる単純明快なもの/訴訟/問題」

主に、法律に関わる文脈で出てくるフレーズです。

これは、容疑者の罪を十分に証明できるほど圧倒的な量の証拠があるという考えが前提にあり、裁判を開けばすぐに判決が出るほど単純明快なケース、という意味です。

歌詞ではopen shut caseと相性のいい言葉「ナイフ」が、このフレーズの直前に出てきます。

これを容疑者の罪を証明できる証拠(凶器)と捉えると次の解釈ができます。

罪深くもテイラーのハートを射抜いたのは、「あなた(you)」。容疑者は「あなた」に違いない。

それは裁判を開くまでもないほど、明らかということです。

おもしろいのが、これに続く歌詞。

波打つ水面のように動揺する「私(I)」に対し、「あなた」は感情を顔に出さずポーカーフェイスを決め込んでいます。

誰がどう見ても犯人は「あなた」なのに、しらを切ろうとしているのです。

両者の対比がバランスよく描かれています。

count someone outの意味は?

「仲間外れにする」

誰か(someone)を頭数(count)から外す(out)、つまり「仲間外れにする」という意味です。

次の一例のように、参加の可否を聞かれて、断る時にもこの表現を使います。

例)I’m sorry, cout me out tonight.
(ごめんだけど、今夜はやめておくよ)

逆の意味「仲間に入れる」を表現したい場合は、outをinに変えるだけです。

例) They counted me in as a member of Mensa.
(彼らは私をメンサのメンバーに入れてくれた)

bait and switchの意味は?

「おとり商法(廉価な商品で客を引きつけて、高価な商品を売りつける悪徳商法のこと)」

baitは「餌」で、switchは「小枝でムチを打つこと」の意味。

switchは「スイッチ」や「交換」の意味が広く知られていますが、「ムチを打つこと」の意味があるのはあまり知られていないのではないかと思います。

「おとり商法はどれも芸術作品だった」と歌っていることから、彼の巧妙なおとり商法を称えるほど、相手の華麗な策略にはまったのではないかと推察します。

まとめ

冒頭のクイズの回答です。

表現やフレーズを自分のものにできるよう、復習にご活用いただければ幸いです。

覚えておきたい英語表現 回答編
  • open shut caseの意味は「単純明快なケース」
  • count someone outの意味は「仲間外れにする」
  • bait and switchの意味は「おとり商法」

この曲には、たくさんの比喩が使われています。

「私」:水
「あなた」:ナイフ、極上のワインのような水流、ヤナギを曲げるほどの風、トロフィー、チャンピオンリング

上記の表現から、相手のもつ強さやリードする力で自分を引っ張ってほしい欲望が伝わります。

そんな歌詞とは裏腹に、欲望を中和するような柔らかいMVがいい塩梅。

この曲のMVは、何度も時空を超えては同じ運命の人に出会うストーリー

おとぎ話を映像化したようなや柔らかさが画面から伝わってきます。

ぜひテイラーの公式サイトで「Willow」をチェックしてみてください。

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