Lorde(ロード)「Writer In the Dark」の意味は?|解釈

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Lorde
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Writer In the Dark、「暗がりのライター」とはどういう意味でしょうか?

ライターとは、ジャーナリストのことでも、作家のことでもありません。

この曲のライターは、曲を作詞しているロードのことを指しています。

一体どんな曲なのか、自分なりに解釈してみたいと思います。

「自分で和訳してみたけれど、よく分からなかった」「歌詞の意味を理解したい」という方の参考になれば、幸いです。

この曲はこんな人にオススメ

誰かを深く愛すれば愛すほど、別れはつらく心の切り替えができないもの。

そんな状況に今いる方はこの曲を聴いてみるといいかもしれません。

ロード流の対処法は、無理して忘れようとすることではないようです。

解釈

Verse 1

悲報を知らせる、ブレイキング・ニュースからこの曲は始まります。

破局を知らせるニュースです。

「あなた(you)」は誰かほかの人と付き合うため、「私(I)」の元から離れてゆきます。

「私」側の視点で語られていますが、「あなた」のために尽くそうと努力したのが感じられます。

でも、「あなた」は「私」の気持ちもつゆ知らず、気持ちを踏みにじっていたようです。

恋愛において、歩み寄りの姿勢は大事です。

片側が懸命に努力していても、もう片側が全く何もしていなければ、2人の今後は目に見えています。

加えて、ロードはアーティストであり、世界中に名の知れた有名人です。

彼女と付き合うということは、自分も世間の目に触れるということを覚悟しなくてはいけません。

しかし、「あなた」は大勢の中でロードの名前が聞こえるのも嫌がっていたようです。

覚悟も、努力も、歩み寄りも、全然足りていません。

Pre-Chorus

「あなた」はロードと暗がりでキスしているところをパパラッチされた過去があるのかもしれません。

恋人は「ロードの恋人」として世間に注目されるのを嫌がったのでしょう。

その嫌がる態度がロードを押さえつけて苦しめる原因になりました。

だからこそ、ロードはそれを曲にして、元恋人を歌の中に閉じ込めて克服しようとしているのかもしれません。

Chorus

ロードの母親は長い期間、パートナーと交際を続け、2014年に婚約。2017年に結婚しました。

そのパートナーとの子どもがロードです。

夫ではなく恋人として長年愛し続けた母親を見て育ったロードにとって、愛を貫き続ける母親の影響は大いにあったのでしょう。

ロードは、恋人と別れた後も愛を貫くようです。

無理に忘れようとはしないのです。

Verse 2

今でもときどき「あなた」を感じているロード。

しかし、もう「あなた」に依存していないようです。

もし街のどこかで再会したら、「変わったと言ってくれる?」と歌えるほどの、心の余裕があります。

大きな失恋を経験したことで、相手を変えるのではなく自分の考え方を変え、前を向いている様子が感じられる一幕です。

まとめ

この曲は失恋について書かれた曲でした。

ただほかの失恋ソングと異なるのは、まだ相手のことを思いつつも前に進んでいくという点です。

普通、自分を苦しめた元恋人のことをきれいに忘れて前進するものではないでしょうか。

でもロードは違います。

愛憎が入り混じった感情で、相手を好きなまま相手に依存しないで生きていく道を選びました。

恋愛において、女性は「上書き保存」、男性は「名前を付けて保存」という考え方があります。

男友だちに囲まれて育ったロードは、いつまでも昔の恋人を忘れないタイプなのかもしれません。

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